夏コミケに向けての準備および入場についての一考察

今回C102の前後で熱中症に関するコメントやポスト(つぶやきではないw)を目にする機会が多かった。熱中症で倒れた人も多いと聞く。「コミケは戦場」と煽り立てるつもりもないがそれ相応の準備をしないと自分自身の身に危険がおよぶだけでなくスタッフや他の参加者に迷惑をかけてしまう。今回自分が用意したものの中でも熱中症対策として持っていったものや入場の様子などを備忘録的につづっておくので(目に留まる人はほどんどいないと思われるが)参考になれば幸いである。

1,用意したもの
①飲み物
500~600mlペット2本+マイボトル(500ml)・・・保冷バッグに入れる
→ペットボトルは1本は凍らせ(A)1本は冷やすのみ(B)。Aがある程度溶けたところでBからAに注いておくとAが冷えているまま飲んだりできるので楽。
→マイボトルは直前に買ったのだがSNSでこれを見たのがきっかけ。

西館アトリウム1階青球付近にあります

これで水分補給が自販機購入以外の手段があることがわかったのでマイボトルにはスポドリ粉末を少量の湯で溶かしそこに氷をできるだけ詰めたものに。東館⇔西・南館の移動の際に立ち寄って補給。水自体はそれほど冷たくはなかったが水分を無料で補給する手段がビッグサイト内にできたということ自体が非常に大きい。氷だけ詰めたボトルを用意してここで水分を入れても十分冷たくなるのでペットボトルでなくマイボトルを用意するのもいいかも。(マイボトルの場合は処分できないというのは場合によっては困るかもなので自分の場合はペットボトル2+マイボトル1にした)
→コミケ後にいろいろ調べると水分を無料(or有料)で補給できるスポットが都内にかぎらずいろいろありマイボトル持参で補給もできるようである。(資源・環境保護の観点からマイボトル使用を勧める店舗も多い)コミケに限らずイベントや暑いときの外出は1本持って出るといいかもしれない。

②保冷関係
冷感タオル・冷感バンド
→水に濡らしたり冷蔵庫に入れることで接触部分の温度を下げる効果を持つもの。
→冷感タオルは水場で濡らして絞りそのまま首筋に巻いておくと首筋がそこそこ冷えて楽。
→冷感バンドは首にかけるもので前日に冷蔵庫に入れて冷やしたのだがビッグサイト到着時点ではあまり冷えていなかった。繰り返して使う分にはいいのだが他のタイプがあればそれを使ってもいいかも。
※国際展示場駅付近で配布されるグッズの中に冷感パウチがあったのでそれも使った。一時的ではあったがだいぶ冷えたので使えるときには使おう。

③消臭・制汗関係
ハッカ油
→夏コミで人数も前回より多く臭い対策は必須。自分は例年ハッカ油を使っていて腕や首筋、アゴ付近に散布し汗や臭いを防ぐ。ハッカなのでかなりスーッとするし散布した部分は結構冷えるし刺激されるがそういうものが嫌いでなければ個人的にはかなりおすすめ。トイレの個室を使う際にも散布して臭いを消すのにも役立つ(ただやり過ぎると次の人が使う際に大変になるので気をつけて)。
→普段使いもしている(梅雨~9月あたり)が周りに刺激臭が苦手な人がいたりする場合は部屋の中で使わないなどの配慮は必要(実際自分は職場で刺激臭が体質的に苦手な人がいるので部屋の外で使うなどしている)。
→自分は北見ハッカ通商が生産しているハッカ油を使用(秋葉原atre内三省堂書店に置いてあるが他でも扱いがあるかも)。小瓶なので持ち歩きもしやすくかさばらないという点でもおすすめ。ハッカ油自体はドラッグストアやスーパーでも最近は目にすることがあるので手にする機会は以前より多いかもしれない。
→C102はコロナ前のコミケ近くの人出になり、実際に汗の臭いが館内に漂い鼻につくことがここ数回のコミケに比べて多かった(実際に自分も相当汗をかいた)。今後もこれだけの人出(主催者発表で約13万人)があることを考えると消臭・制汗剤は特に夏コミには必須だろう。

④その他
帽子、ハンドタオル、塩タブレット、モバイルバッテリー
→熱中症対策として必要な帽子(←帽子があるだけでも体力の消耗度がものすごく違う!)や携帯のバッテリーが切れたときの対策でモバイルバッテリーなど。このあたりは外出するときに普段から携帯していることが多いが帽子は屋内イベントのときには意外と忘れがち。冬コミはともかく夏コミは帽子は必須。
→モバイルバッテリーは最近ではレンタルもあるので(コミケでも数か所ビッグサイト内にレンタルできる場所がある)人によってはレンタルでもいいかもしれない。

2、入場関係

→自分は両日とも午前入場のリストバンドを購入し1日目は東、2日目は西南から入場。待機列に到着したのは1日目が11:00頃、2日目は10:00過ぎだった。
→東待機列では12:15頃に移動開始、駐車場の外周を移動して東1~6/7,8ホールの間から東1~6方向に入るかたちでの入場となった。実際に入場できたのは12:40頃で実質2時間近く待つことに。
→西南待機列は10:40頃から移動が始まりTFTビル付近やプロムナードを蛇腹式で移動して正面エントランスへ。11:30頃にエントランスホールに入場。こちらは実質1時間30分程度の待機だった。
→今回東/西南両方から入場した身としては今回のパターンであれば西南から入る方が良いのではないかと考える。東は駐車場で待機することになり雨風や日差しをダイレクトに受けるので待機中にかなり体力を消耗する。西南はビルや木陰もありやりようによっては待機中の体力の消耗をある程度おさえることは可能であろう。
もちろん東にしても西南にしても水分や帽子などしっかり熱中症対策を取る必要があることは言うまでもない。
→入場場所にしてもコロナ期(C99/100あたり)と違って西南だからといって西/南館から入るというわけではなくエントランスホール入場なので東でも東1or4が初手ならば西南から入った方が人の混雑具合を考慮するといいかもしれない。
→到着時刻については2日目の10:00過ぎ待機列到着でも実際は11:30入場だったので午前入場の中で早めに入るのならばもっと早くビッグサイトについている必要がある。あとは抽選なので運頼みだがアーリー入場か。ここは入場料(アーリー5000円/午前1100円/午後500円)との兼ね合いにもなるので個人の価値観によるだろう。

【まとめ】
→入場自体は今回のような形式が今後のスタンダードになっていくと思われる。コロナ前は深夜待機が大きな問題になっていたが、コロナの影響でチケット制になった結果深夜待機がなくなったのは結果としていい形になったので(今回深夜待機が発生したのかは寡聞にして知らないが)今後もこの形になっていくだろう。C103からしばらくはビッグサイトの改修工事が入るとのことなのでC102のように全面展開にはならないとのことだが今後もできうる限りの人を受け入れる方向であろう。
→参加する側としては夏・冬で用意するものは違ってもその時々の状況や自身の体調等に合わせて準備をきちんとして向かうのが結局は最善の手段である。冒頭にも述べた通り「コミケは戦場」という気はないが(←自分自身がこう思ったりするのは構わないにしてもわざわざ他人に押しつけたり脅すのは適当ではない)、ろくな準備もせず行って倒れて自分も楽しめず周りに迷惑もかけて・・・というのは本末転倒である。(今回歩き回っていて準備しているのかな?と思われる人を結構見かけた)今後もコミケを楽しむためにはきちんと準備をしておきたいものである。

おつかれさまでした

表現の自由フォーラム@TFTビル(2023.8.13)

c102の2日目終了後、国際展示場駅ロータリーでAFEEの街頭演説を聞いてからTFTビルへ。
山田太郎議員と赤松健議員をパネリストに迎えての「表現の自由フォーラム」を聞いてきた。
基本的には山田議員が現状取り組んでいることを説明し、赤松議員が補足していく流れ。最後には質問の時間も設けられた。

話に出た内容は↓※【  】内は筆者が感じたことを補足

1,新サイバー犯罪条約
→これによって二次創作が絶滅する可能性もあった【→ひいてはコミケの存続問題にも】
→日本にとっては非常に厳しい内容で現状でも油断はできない
→ある意味中国が日本を狙い撃ちにしたといってもいい内容

2、AI
→AIの利用、AIによって生成された成果物については現状の著作権では未対応
→プライバシーや個人情報保護との関連もあって非常に複雑
※開発についてはH30年に法改正があり明文化
→EUには生成AI規制の動きがある
→著作者の権利は守られるべきである(by山田さん)
→文科省はAIについてのガイドラインを作成
→データやAIとの付き合い方が重要、文科省ガイドラインを作成した人は柔軟な考え方の人が多い(by山田さん)
※官僚の中でどういう考えの人が担当になるかで内容はずいぶん変わる
→著作権関係は政治マターになることが多い
※権利関係で利害が対立することが多々あり、政治が間に入らなければ決着しないことも多いとのこと
→IGF(インターネット・ガバナンス・フォーラム)が2023年に日本で開催される

3、インボイス
→インボイス自体は今でも反対(by山田さん・赤松さん)
→複数税率自体がおかしいのでは?
→インボイス制度の当初からの変更点
①インボイス対応した場合の激変緩和措置を3年に
②請求書の保存免除廃止の見直し(3年間)
③返還インボイスの交付義務の見直し(3万→1万)

4、海外視察
①赤松さん
※いろいろ問題になった議員団(某I議員やM議員など)のフランス訪問と時期がほぼ重なっていたということでまぜか釈明をすることにw
→Japan Expoに参加、その中の芸術カンファレンスと学術カンファレンスに登壇
※漫画家兼国会議員として登壇したのは(当然)日本人初、現地の人からも「センセイ」と呼ばれた
→サイン会実施で長蛇の列、メディア対応も
→アニメ、文化関係の各所を訪問し意見交換
(パリ日本文化会館、ポンピドゥーセンター、オペラ座、フランス国立視聴覚センター、フランス国立映画センター、SPRE、マッセグリア議員)
②山田さん
→7月末~8月上旬でタイを訪問、以下が目的
1) アジアにおける日本のプレゼンス調査
2) アジア製造業のトレンドを探る
3) EVの動向把握
4) 日本人学校の特別支援学級視察
5) タイの漫画・アニメ事情の視察
→日本語を学ぶ動機がほぼ「日本のアニメを原語で見たい」一点。それ以外で日本語を学ぶ動機がない(ビジネスで考えれば圧倒的に中国語を学ぶ)
→アマタシティ工業団地が現状タイ最大の工業地帯
→タイの日本人学校には高校がない
→日本人商工会議所での話
・現状日本からはなかなか人がこない、日本語を学ぶ入口が唯一アニメや漫画
・タイは360度外交、簡単に中国に乗り換える
・漫画やアニメも物理的なもの(雑誌媒体、単行本)は日本が圧倒的に強いがネット関係は中国、韓国が強くなっている
・日本はしっかりタイにおけるプレゼンスを高めていかないとダメ!
【お二人の話を聞いてこういう話を我々はもっと聴かなくてはいけないと思ったしこういう方を応援できるようにしなくてはならないと感じる。実際話を聞いていて面白かった】

※質疑応答もあったがここでは割愛

AFEEの街頭演説も含め、非常に興味深い内容だったし自分が知らないことも多かったことを実感。コミケが末永く続くためにも今日聞いた内容について関心を持って注目することが必要だと感じた。あと、「いいものはいい!」といえることは幸せなことである。(赤松さんのフランス視察の時の話っぷりがこちらも楽しかったんだろうなと感じさせるのに十分だった)

コミックマーケット102+α(2023/8/12~13)

※出張ゲームマーケット、表現の自由フォーラム、準備や入場については別記事で掲載(後ほどリンクを貼ります)

8/12~13でコミケ102に行ってきた+コミケ関連/以外にも足をのばしてきた。

今回は前回(C101)よりも入場人数が多くなり(準備会発表によると両日とも入場者数は約13万人)、チケットも「アーリー」「午前」「午後」3種類。アーリーのみ抽選で午前/午後はリストバンドを購入する形式でコロナ5類移行にともない制限もずいぶんとゆるやかになった。今回はメロンで両日とも午前のバンドを購入。料金がアーリー約5000円に対し午前約1200円で30分の差というのはさすがにアーリーにするほどでもないかなというのが正直なところ。

【1日目】
1日目は東から入ってみようと思い東ルートへ。やぐら橋手前からぐるっと回り東展示棟にある駐車場に11:00頃について待機。帽子は持参していたが待っている間はかなり暑く飲み物等は用意していたがなかなかきつかった。待ち時間も結果的には1時間半程度かかり入れたのは午後12時30分過ぎだった。(12時15分頃に移動開始→駐車場の海側端を移動→東1~6/東7,8の間からホールに入場)

9時30分頃に国際展示場的に到着
駐車場の外周を回って移動
今回からトラックヤードでのケータリングも復活
牛タン串
牛ステーキ串

この日のメインターゲットはゲーム(電源不要)のみと少なく回るのは主に東2ホールのみ。それでも東2に到達するまでにかな
り混雑していた(東3とか)。
東2エリアは若干他エリアと比べるとすいていた感じか。例年のようにMTG関係、ボドゲ関係がメインで、ゲームマーケットとは逆にTRPG、マーダーミステリー系は小説島に配置されていてボドゲ島よりも数が多かった(これも例年通り)。前回に続いてのまつりかさんの「ナンデモノート2」(←茂里さんが売り子をしていた)やライフカウンターを自作されている方などのブースもあった。ボドゲ系ではAIHARA WORKSさん(←高輪ゲートウェイ)やゼロハウスさん(←マドリイズム)など。自作のカードゲームを持ち込んで試遊のみのブースもあった。
東待機で体力を使ったのと他に見ておきたいものもこの日はなく、11~13日まで越谷で出張ゲームマーケットをやっているというのもあったので東7/8以外のホールを一通り回った後15時過ぎに離脱。

出張ゲームマーケットは別記事で→出張ゲームマーケット@イオンレイクタウン(2023.8.12) – 天は我に味方せり?! (threekingdomsboardwalk.com)

【2日目】
2日目は1日目の状況と2日目のジャンルなどを考えて早めに出発し9時30分頃に到着して10時前には待機列に。入場も東だと日差しからの逃げ場がないので西南にした。夢の大橋から待機を開始し11時過ぎには移動開始。11時30分前にエントランスホールに到着し入場。
この日の方がターゲットになるジャンルが多く東5の歴史・評論・政治・情報島→東2~3の鉄道島の周遊がメイン。中にいるとなかなか気がつかなかったが時折ゲリラ豪雨が発生していたようだ。
歴史は三国志関係でおさっちさんの新刊。煌鴻館さん(三国志遺跡の旅行記の方)や東大三国志研究会は今回は新刊なしとのことだった。
評論はジブセイルゲームズが出展していて2023春ゲムマ新作「民青vs全共闘」を購入。ここ最近はゲームと同時にデザイナーズノートも出されているのだが作成者の方の穏やかな話ぶりとは逆にいろいろツッコミをいれていて面白い。
クイズは最近はBOOTHやQ宅、電子版のがメインなせいかここ最近はブースが少ない。それでもあにわん!(←1日目にQMA関係でも出ていた)や新刊を作った方のブースがいくつかでていた。
政治は表現の自由関係の新刊を購入。この日のコミケ後に表現の自由フォーラムが山田太郎さん&赤松健さんをパネリストに迎えて行われるとのことなのでこれにも参加することにした。
鉄道島は相変わらず無駄に技術が進歩しており(←誉め言葉)ブースの作り込みが半端ない。じっくり見ているとすぐに時間が溶ける。

祝!サークル結成5周年
オムライス(なつめえりさんver)
レモネード(なつめえりさんver)、コップは持ち帰って普通に使える
終了時の東5

この日は表現の自由フォーラムに参加するため最後まで滞在。西1ホールには大学の漫研が集結していた。鉄道島もそこそこ大学の鉄研があったが漫研は関東近辺だけでなく関西の大学も来ていた。ところで東大は三国志研究会の他鉄研やゲーム研究会や文学研究会も見たのだがみかん研究会はどうしたのだろう?
エリアにもよるが今回は午後入場というのもあってか割と自分も含め最後までいた人が多かった感じか。C102限定グッズも2日目の最後になって半分以上のグッズが完売していた。
2日目の午後に今回から新設された休憩所(会議棟1Fレセプションホール、500円で再入場可能)を利用。冷房もしっかりきいていて飲食可というのはかなり助かる。冬はともかく夏はあると非常に便利なのでこれからも続けてほしい。
コミケ終了後、今回は撤収には参加せずAFEEの街頭演説を聞いたあと表現の自由フォーラム@TFTビルへ。

AFEEの街頭演説。くりしたさんの演説中
2日間とも帰路の初手は東京BRTで新橋へ

表現の自由フォーラムについては別記事で→表現の自由フォーラム@TFTビル(2023.8.13) – 天は我に味方せり?! (threekingdomsboardwalk.com)

【戦利品】

戦利品は↓

左上のみ1日目で他は全て2日目。気がつけばいろいろ買っているといういつもの?パターン。クイズ関係は問題集なのでサークルに持ち込んで読んでみる予定。

【感想】
当然のことながら前回よりも人が増えていた。さすがにコロナ前というまでではないが現状ではこれが最大限なのだろうと思われる。準備会の方やスタッフの方の準備なども相当大変だったかと思われるがC102が2日間とも無事に開催できたのは準備会やスタッフの方のおかげというのが第一だと感じる。中止や大幅な制限を経てほぼ通常通りの開催まで戻ってきたというのは純粋に喜ばしいことである。次回のC103もぜひ参加したいものである。

おつかれさまでした

※準備、入場については別記事で→夏コミケに向けての準備および入場についての一考察 – 天は我に味方せり?! (threekingdomsboardwalk.com)

コミックマーケット100(2022.8.13~14)

8/13,14でコミックマーケット100に参戦してきた。

抽選で1日目は南アーリー(D枠)、2日目は南午前(E枠)と両方当選。前回のC99では1日目しか当選しなかったのでコロナ前以来の両日参戦となった。
西/南はホール内での待機。東は駐車場での待機で、特に1日目東待機列は台風の影響で一時風雨が強くなり大変だったようだ。

西/南の入場口。ここで体温測定やチケットのチェックなどを行った
南3・4ホールでの待機

今回は前回と違い、時間帯による制限はなく開始直後からホール間の移動が可能なのでどこで待機するかというのは自分としては正直気にならない。天気の心配をしなくてもいいホール内での待機は非常に良かった。

1日目の入場はアーリーのためほぼ開始時間通り。2日目もE枠だったので11時頃に入場。徳を積んでおいてよかった(?)

1日目は歴史、評論、鉄道をメインに。歴史は大河ドラマの影響で鎌倉~室町時代系のものが非常に多かった。三国志系は自分が確認できたのは2~3サークルのみ。三国志はここ最近は大きな動きがなく新刊なども作成しづらい感じか。
評論はクイズ関係が5~6サークル。新刊はあったりなかったりという感じ。だた自分が回ったジャンルの中ではサークル側が正直あまりコミュニケーションをとろうという姿勢は見えてこなかった。
鉄道は相変わらずSuicaなどの電子マネーが使えるサークルなどもあったが圧巻だったのが実際の国鉄の券売窓口を再現したもの。マイクでの対応も国鉄時代の再現で再現の精度が素晴らしかった。
その他では政治関係では赤松健さんが参議院選挙で当選したのもあってブースに列ができていた。くりした善行さんや藤末健三さんのブースもあり、自分はくりしたさんの同人誌を購入。モノポリー界隈の知り合いの人にもばったり遭遇してお互い驚愕etc。1日目終了後は1階のロータリーで出入りするバスやタクシーの写真や動画を撮ったりした。

燃料電池バス
臨時の急行直通東京駅行

↑京急リムジンバスのY-CAT行

 

↑タクシーの出入りも頻繁

2日目は電源不要系がメイン。
MTG系は曳山まつりかさんのブースをはじめグッズやトークンの頒布が多かった。
ボドゲ系はマーダーミステリーやTRPG系が非常に多く、アナログボードゲーム系はコロナ前に比べるとだいぶ少なくなった印象。マダミス、TRPGはゲームマーケットだとそこまで出展サークルが多いわけではないのでその分コミケに流れてくる感じか。小説やシナリオを作成することがあるのもコミケとは相性がいいのかもしれない。
その他ではQMA関係のサークルがいくつか。新刊も何点か出ていたので購入。1冊3000円を越えるものもあったがボリュームが相当あり、「鈍器か?」と思わせる厚さだった。周遊しているとアイマス島のところでアイマス(シャイニーカラーズ)をモチーフにしたカードゲームを作成しているサークルを発見。メカニズム自体が面白かったので購入したがそこに配置されてはさすがにわからん…
結局両日とも最後まで滞在。今回の2日目最後はPRONTOで。

今回の戦利品は以下。(順不同)


広げてみると結構買ったな…という感じ。個人的に面白かったのは「汎用免罪符」「駅を、詠う(vol.2)」「ペリカ札」あたり。周遊しているとこういう面白いものにつきあたることもある。

次回のC101は年末。コロナは相変わらずだが次回はもう少し落ち着いて制限が少なくなってくれればと思う。今回は2日間参戦が久々というのもあり設営や撤収は参加しなかったが次回はどちらかでも参加したいなと。

コミックマーケット99

ということで(?)コミケ99へ行ってきた。
チケットは一般参加全て申し込んだが抽選で当たったのが1日目一般(西南)。受付時間枠も10:00と一番遅い時間帯だったので10時過ぎにビッグサイトに着くように出発。
西南地区のチケットなのでやぐら橋の下をくぐってTFTビルの奥にある駐車場で受付(10:15頃)。TOKYOワクションアプリを事前に入れておいて体温等の確認。受付自体はワクションアプリ+本人確認でスムーズに進んだ。駐車場を上がってTFT西館の前でしばらく待機(10:30頃)。
数回リストバンドの確認があった後11:20頃に列の移動が開始。イーストプロムナードに戻ってやぐら橋を渡りメインエントランスには11:25分頃に到着。30分頃には西1・2ホールに到着。移動中の待機は1~2回、それぞれ1分程度で移動もスムーズに進んだ。

入場後は1日目の本命である電源不要ゲームの島を巡った。C98の時はミニゲムマ?のような様相だったのだが今回はだいぶボドゲ関係は少ないようで目立つ感じではなかった。MTG関係はサプライやトークン等の頒布がメイン。ブースの中には曳山まつりかさんのブースもありデッキケースの展示も。実際に見てみたがよく作り込まれていて他に見ている人も「すげー」となっていた。クイズ関係で目立つのは賢押杯程度か。他のジャンルもだが当日欠席のサークルもいつもより多かったように感じた。
西を一通り見てからは南へ。南は艦これ・アズレンメインで、南を回っている最中にベルリンの壁崩壊(=東西相互通行可)のアナウンスが(13:00過ぎ)。南を見た後は東→企業→西と回る。14:00を過ぎると撤収のサークルが出始め、15:30過ぎにはエリアによっては7~8割方のサークルが撤収しているところもあった。
終了後はしばらくエントランスで休憩。2日目の搬入対応もすぐに始まりあわただしい雰囲気の中新規参入したJRバス関東の東京駅行に乗って撤収。

以下戦利品

MTG関連。茉莉花新報号外やふらいとちきんさんや真珠亭さんのトークンカード、ライフカウンターなどを購入。開始1時間程度でこのあたりを購入して1万円程度が飛ぶw


クイズ関連。EKIDENの最新刊やQMA関連など。通販でもだいぶ買えるようになったのとコロナであまり出展サークルは多くなかった。

その他。ダイスは123賽、456賽などカイジに出てくる特殊サイコロ。これで何かやってみますかw個人的に面白かったのは北斗の拳。なにせ科目名が「世紀末世界史」。問題文は共通テスト(旧センター試験)の体裁なのでそのギャップを楽しめる人はおすすめ。

今回はチケット制+原則ワクチン接種条件などいつもとはだいぶ違う形での開催となったが反省会のツイートを追っかけてみた限りではいろいろ制限がある中開催できたこと自体が良かったとのこと。参加人数は両日とも55,000人と通常の4分の1程度に抑えられていた。徹夜組がいなくなったという大きなメリットがあった一方で参加者を絞らざるをえなかったのはどうにかしたいということのようだ。次回のC100に向けて今回やってみてどうだったか、というのもあったようだ。
個人的にはまずコミケが復活したというのが良かったと思う。今後のことはいろいろ考えなくてはならないことがあるにしろ今回やってみたことやそのフィードバックが大いに参考になるだろう。(自分も何か思うところがあれば今後書いておきたい)今後もコミックマーケットがいい形で続いていくことを願ってやまないものである。

コミケ97

旧年中はいろいろとお世話になりました。

2020年もよろしくお願いいたします。

ということで新年最初の記事は日付的にはすでに昨年になっているコミケ97でビッグサイトへ行った話を。

今回は知人の代行も兼ねて自分のも探すという(いつもの)スタイルで、2,3,4日目+撤収+反省会に参加。

自分の方では2日目は歴史・アナログゲーム・QMA関連、3日目は学問・評論(クイズ)、4日目は鉄道・グッズ系が本命。

2日目は天気にも恵まれて動きやすかったが3日目は時折雨も降る感じ。屋上で待っているときもポツポツ雨が降ってきたりと珍しくあまり良くない天気になった。こういう天気だと本来防災公園に行っているはずのコスプレ組やカメラマン組も屋内に滞在せざるを得ずかなり混雑した。

4日目はもともと防災公園は使えないため人が多いのは3日目と変わらずだったが天気が良かったのでそこまでひどくはならず。4日目は代行の初手で南1へ向かったのだがそこで列形成後にスタッフに列を割られるという事態が発生し多少不穏な空気が。結局トラックヤードに誘導されることでそれ以上トラブルが起きるということはなかった。ただ南12に関してはホール内での列形成にはかなり敏感になっていた様子でもあった。また、思ったより人が多く、トラックヤードで列形成をする際にスタッフの人がどこに列を誘導するか迷う場面も見られた。

反省会では3日間開催に戻ったときにはリストバンドはなくしたいといった話やスリの話(4日目に発生したが犯人は捕まり実況見分をしていたとのこと)などが出て19時過ぎに終了。反省会に参加した人と雑談をして20時過ぎにビッグサイトを離脱した。

今回の戦利品は以下の通り

2日目。南2がゲムマのような雰囲気だった。『はまさんのコンバットドリル』は晴れる屋でもあるにはあるのだが全種類揃っているわけではなかったのでここで購入。ボドゲ系はゲームマーケットで購入しそこねたものを買う形に。『SUPER核戦略』はゲムマで試遊もしたのだがいろいろとネタが入っているのでこの手のネタが好きな人には面白いかも。歴史関係は今回目立った新刊はなし。QMA関係では理系の問題集がかなり作りこまれていて読みごたえがあった。

3日目その1(クイズ・パズル関係)。ここ最近出ている定番ものや大会の記録集が中心。例会やフリバで読む機会もあるか。

3日目その2(学問+東京都交通局)。『三国志群雄太守県令勢力図』は上巻がコミケ96で出ていて今回で上下巻が出そろった。相当な数の史料をベースに作成されており、三国志ファンならぜひ持っておきたい珠玉の二冊。東京都交通局もブースを出していたが、クリップボードがおまけ(1000円購入ごとに1点プレゼント)の中にあり、それ目当てでメモ入り缶を購入。

4日目。この日は代行で思ったより時間をとられて(比村サーキット1周で約1時間かかった)あまり見て回る時間が取れなかった。そんな中このネコのハンコは見ていて癒されるので購入。

次回のコミケ98はオリンピックの関係もありGW中に開催。また青海での企業ブース展示は前半2日間のみになった(後半2日間は一般参加者の待機場所として使うとのこと)。未知数の部分もいまだに多いが無事に開催されんことを!

HAPPY NEW YEAR 2019

2018年はいろいろとお世話になりました

2019年もよろしくお願いします

 

年末は29,30日は仕事で大阪へ

31日は例年?のように知人に頼まれてお台場へ出撃(コミケ95)

今回は西館が中心でしたが大きなトラブルもなくミッション完了

その後は鉄道島、評論島をメインに周回。クイズ系の本や「挫折禁止」の印鑑などを購入

鉄道島で「無効」印があったので購入。仕事でも使えそうだが騒ぎにならないかとちょっと心配w

午後は少し疲れたのもあり(29,30日は1泊でとんぼ返り状態だった)東館のスタバでしばらく休んだあと買い物もあったので少し早めに離脱

 

次回からはしばらく開催形態が変わるのでどういう感じになるかはわからないですが無事に開催されるといいなと思います>コミケ