ゲームマーケット2022秋

2022/10/29~30でゲームマーケットが開催されたので行ってきた。今回は東1~3ホールと前回より広い場所での開催に。

29日は仕事なので午後、30日は1日参加。天気にも恵まれて過ごしやすい2日間になった。

今回は前回なかった一般ブース試遊卓が復活。企業ブースも前回の西ホールよりは余裕を取った広さになっている感じだった。(その分出展料も高くなっているのかもしれないか)
2日間とも試遊卓が復活したのもあってか前回よりも人出が多い印象。通路の狭いところでは試遊待ちの人で列が形成されて通れないというところもあったりした。
1日目は午後からなので試遊よりは買う方をメインにし、2日目に買うのも含めて試遊も含め回遊。試遊ができるのはいいことだが試遊をしだすと時間が溶ける・・・。
試遊の中ではラミイキューブを初プレイ。トランプのセブンブリッジを知っているとルールの把握がしやすい。3枚(以上)1セットを作っていくので麻雀の要素もある。気がつくとタイルを持ってくる動作が麻雀のそれになっているw。終盤になってくるとEDH的な感じも若干した。(←ここで自分が上がらないとおそらく他の人が上がりターンが回ってこないだろうという感覚がある)

ゲムマ20221029

↑1日目のエンディングの様子

ゲムマ20221030

↑2日目のエンディングの様子

↑ワシントンホテル。東京都に要請されて部屋を提供していたがこれから一般営業に戻るとのこと

戦利品は以下の通り↓(上が1日目、下が2日目)

以下コメントを

【1日目】

・Railway Boom
Okazu Brandの新作は重量級鉄道ゲーム。今回の自分的1stピック。明治時代の関東平野の鉄道敷設競争をモチーフに路線を敷いて鉄道王を目指す。ルールブック中の例で出てくる人物がどう考えても一筋縄ではいかないような人物ばかり(五島慶太とか)でこんなメンツだとまともにゲームが進むとは思えないが。重量級ということで時間はかかるのだがぜひやってみたいのでプレーヤー募集。

・iDOL STAGE BATTLE(283starter)
アイドルマスターの二次創作ボードゲーム。デッキを構築してオーディションに臨むというもの。283スターターなのは8月のC100で28355!というアイドルマスターシャイニーカラーズのカードゲームを見つけたのがきっかけ。28355!もゲームとして面白く、28355!会でアイマスのボドゲにもいろいろあることを聞いていたので。

・Galle Fort
スリランカの貿易港を舞台に資源の交易を通して灯台を建てるのが目的。ボード類はなく使うのは木駒だけというなかなか珍しいタイプのゲーム。舞台や時代もよくある中世~近代欧米ではなく現代のスリランカというのも今までにないもの。

・平船源馬~源平水軍記~
ジブセイルゲームズの新作。一の谷の戦い~壇ノ浦の戦いの間の水戦を舞台にしたもの。通常の日本史だと一の谷の戦い後平氏は壇ノ浦まで一方的にやられるような感じなのだが実際には瀬戸内海の水軍の協力もありかなり拮抗した戦いを展開していたとのこと。後の村上水軍などもこの時代の水軍衆がもとになっているそうだ。

・ブランクコンポーネント
BGM(盤上遊戯製作所)のコンポーネントでブランクのためいろいろ書ける。厚みもあり使い勝手がいい。個人的にはMTGで絆魂などの能力をつける際に使っている。この手のものはなかなか一般流通していないので機会を逃さず買っておきたい。

・アナログゲームミュージアム会報誌vol.3
vol.3では資料の受け入れ作業の実際やカタログ作成の実務面の報告がメイン。アナログボードゲームもジャンルがかなり細分化されていて分類するのも一苦労な様子である。

・Word Attack
プレイヤーはハッカーとなって英単語を作成し他のハッカーに押し付けるというもの。よくある学習面が前面に押し出されている感じではないのでやりやすい。高校生以上向けか。

・ブブブブ分数カードバトル
分数によってダメージを与えるカードゲーム。小学4~5年生あたりが一番の対象になりそう。大人でも分数はあまり使わないと計算に苦労するかも。

・炎上法人
炎上しない程度にギリギリのワードを使っていくゲーム。炎上すると社会的に抹殺されるとのことなので抹殺されない程度に燃やしましょう(?)

・メタルりばコイン
木製のりばコインがついに金属製に。銭亀万年堂とともに自分の中では国内メタルコインのスタンダードである。実際どちらの甲乙つけがたい出来の良さである。

【2日目】

・パテント
「金の力ですごろくをする」というキャッチフレーズ。実際はサイコロの目をオークションで手に入れてマスを進めるというもの。途中様々なハプニングマスがあるため同じ目でも人によって価値が違うというのがポイント。

・トレジャーハンター~双六×生存~
理科大非電源サークル作。お宝探しをする一方でプレーヤー同士が同じマスにいるとバトルも発生する。お宝を探すかお宝を持つプレーヤーを倒すか?を考える者面白そう。

・HisCa
ウノの要領でカードを出すがモチーフが歴史でカードに様々な効果がある。試遊をしてみたがルールの把握に時間がかかるのとまだカードが少ない+プレイ人数が少ないためゲーム展開が単調になりがちか。拡張も出すとのこと。カードの枚数が増えてプレイ人数が増えると戦略性も増して面白くなると思うので拡張に期待!

・STACKS
色が違うカードを出していき、条件が満たせない場合はカードを引き取るのだが、3色(赤・青・緑)そろうとカードを重ねてマイナスを少なくすることができる。何を引き取るかがポイント。多人数だと次にプレイする人を指名するカードも入るので3~4人でプレイするのがおすすめ。

・とくがわあつめ
歴代徳川家将軍の肖像画および名前を神経衰弱の要領で合わせていく。絵だけならともかく名前まで合わせるモードにすると難易度が一気に上がる。

・Mr. MARK/かなとり
Dig-A-Dooの新作。Mr.Markは「目」「色」「形」の3種64枚でいろいろ遊べるカード。シンプルで家族で遊んだりするのがおすすめ。イラストもシンプルなので小さい子供でもとっつきやすい。

・コンポジカンジ/ムキナニ
都内にある朋優学院高校ボードゲーム部の作品。「ムキナニ」は化学反応をもとに元の元素をあてるもので化学を受験に使う学生は必須か?

・WORD ZOO
アルファベットのカードを交換しながら動物の名前を揃えていくゲームで、こちらはWord Attackと違い小中学生向きか。

・ナブラ演算子ゲーム
微分や積分を繰り返して相手の次元を0にするのが目的。東大の生協でも売っている。理系学生は必須だが文系学生でもゲームをすれば微分積分ができるようになるかも?

・Diabolic Slave
OVER DRIVEの新作。これでキャラクターは10人になり45パターンの組み合わせができる。交流会や大会も定期的にある(自分はまだ行ったことがないが)ので興味がある人はぜひ。

※1日目終了の後レンタサイクルでビッグサイト周辺を回ってみた。ビッグサイト周辺はビル街や物流関係の倉庫ばかりだが普段は縁のない場所で夜に回ってみるのもまたオツなものである。

第26回モノポリー会長杯

2/24は第26回モノポリー会長杯できゅりあん@大井町へ。

例のコロナウイルスの影響で開催自体どうなるかというところもあったようだが「マスク着用」(お互い交渉で話をするので)「エントリー時に消毒用ウエットティッシュを使用」の対策をとった上での開催となった。事情が事情なのだが全員がマスクをしてモノポリーというのもなかなか珍しい。

レギュレーションは2ゲームの総資産上位4人が決勝卓へ進むというもの。モノポリー勝ちは$10000換算だが資産勝ちは上限$6000なのでモノポリー勝ちをした人が有利になるシステム。

1ゲーム目、ダイスの目にも恵まれ(序盤にゾロ目が多く出た)レッド+4鉄の形にまとまる。他の人がレッドよりも鉄道に多く入る展開になるも最後はレッドで押し切ってモノポリー勝ち。

2ゲーム目、中盤でライトブルーとイエローを渡してオレンジ7軒スタート。直後にライトブルーに客が続けて入る(自分は幸い入らず)展開になったが粘っているうちにオレンジに客が入りこのゲームもモノポリー勝ち。

2ゲーム連続のモノポリー勝ちでワンピース大会に続いての決勝卓へ。(ワンピース大会は結果的に決勝卓へ行ったという感じだったが)

決勝卓もそこそこ権利書は買うことができてグリーンを自力という想定していなかった展開に。最終的にブラウン、ライトブルー、グリーンがそろうもライトブルーとグリーンどちらを生かすかで迷って中途半端なプレイングになってしまい最初に破産。感想戦でも中途半端になっていたのは指摘されたのでどちらか(ライトブルーorグリーン)を主にしていれば勝つチャンスもあった感じだった。