一人回しをしてみた。
舞台は19世紀のアメリカ。
プレイヤーは資産家となり、線路を敷きつつ交易品を手に入れたり乗客を運んだりして利益を上げていくゲーム。今回はフル人数(5人)を一人回ししてみた。
マップは固定だが駅チップの配置が毎回違うので配置によってゲーム展開が違ってくる。今回は東部・北部・西海岸と本社の都市がかなり偏った(なにせLAとサンディエゴに本社が隣接しているしサンディエゴは唯一「盲腸線」なのでLA本社にLA~サンディエゴの路線を先に敷かれるとサンディエゴ本社は線路敷設に$1払わなくてはならない)。
実際に回してみると序盤は本社のある都市からしか線路が置けないのでできることはそれほどないが中盤になると路線があちこちに伸びてきてできることが増えてくる。
旅客については同一会社の鉄路で都市がつながっていなくてはいけないが「transfer」という乗り換えチケットがあれば異なる鉄道会社でつながっていてもOK。(2社なら1枚、3社なら2枚必要)ただ乗り換えチケットは購入以外では入手不可なので時には競合する(他の会社がすでに敷いている路線にも線路を敷くことはできるが$1支払う必要がある)ことも必要かも。
後半になると手持ちのカードとにらめっこ状態に。鉄道カードは線路の敷設に必要だが同時に株券にもなるので(終了時に同一会社の鉄道カードを多く持っているとボーナスが入る)このあたりも判断に迷う要素になる。
貨物は交易品を「支払って」条件を達成するので貨物で点を稼ぐならば交易品は多く持っておく必要がある。都市化をすれば交易品を多く得られるが大体都市化による利益は大体都市化した人以外のプレーヤーが得るのでこのあたりもうまくできている。
後半になるといろいろな可能性を見て動かなければならず、考えることが多くなってくるがそれが面白い。
で、写真2枚目が得点計算をした後の最終結果&最終局面。旅客で赤、貨物で緑が得点を伸ばし、株でさらに引き離す展開に。最後は残り交易品&手持ち資金の差で緑がトップになった。
個人的には面白いと思うのでボドゲ会などに持ち込んで実際にプレイしてみたい。鉄道好きならハマるかも?