夏コミケに向けての準備および入場についての一考察

今回C102の前後で熱中症に関するコメントやポスト(つぶやきではないw)を目にする機会が多かった。熱中症で倒れた人も多いと聞く。「コミケは戦場」と煽り立てるつもりもないがそれ相応の準備をしないと自分自身の身に危険がおよぶだけでなくスタッフや他の参加者に迷惑をかけてしまう。今回自分が用意したものの中でも熱中症対策として持っていったものや入場の様子などを備忘録的につづっておくので(目に留まる人はほどんどいないと思われるが)参考になれば幸いである。

1,用意したもの
①飲み物
500~600mlペット2本+マイボトル(500ml)・・・保冷バッグに入れる
→ペットボトルは1本は凍らせ(A)1本は冷やすのみ(B)。Aがある程度溶けたところでBからAに注いておくとAが冷えているまま飲んだりできるので楽。
→マイボトルは直前に買ったのだがSNSでこれを見たのがきっかけ。

西館アトリウム1階青球付近にあります

これで水分補給が自販機購入以外の手段があることがわかったのでマイボトルにはスポドリ粉末を少量の湯で溶かしそこに氷をできるだけ詰めたものに。東館⇔西・南館の移動の際に立ち寄って補給。水自体はそれほど冷たくはなかったが水分を無料で補給する手段がビッグサイト内にできたということ自体が非常に大きい。氷だけ詰めたボトルを用意してここで水分を入れても十分冷たくなるのでペットボトルでなくマイボトルを用意するのもいいかも。(マイボトルの場合は処分できないというのは場合によっては困るかもなので自分の場合はペットボトル2+マイボトル1にした)
→コミケ後にいろいろ調べると水分を無料(or有料)で補給できるスポットが都内にかぎらずいろいろありマイボトル持参で補給もできるようである。(資源・環境保護の観点からマイボトル使用を勧める店舗も多い)コミケに限らずイベントや暑いときの外出は1本持って出るといいかもしれない。

②保冷関係
冷感タオル・冷感バンド
→水に濡らしたり冷蔵庫に入れることで接触部分の温度を下げる効果を持つもの。
→冷感タオルは水場で濡らして絞りそのまま首筋に巻いておくと首筋がそこそこ冷えて楽。
→冷感バンドは首にかけるもので前日に冷蔵庫に入れて冷やしたのだがビッグサイト到着時点ではあまり冷えていなかった。繰り返して使う分にはいいのだが他のタイプがあればそれを使ってもいいかも。
※国際展示場駅付近で配布されるグッズの中に冷感パウチがあったのでそれも使った。一時的ではあったがだいぶ冷えたので使えるときには使おう。

③消臭・制汗関係
ハッカ油
→夏コミで人数も前回より多く臭い対策は必須。自分は例年ハッカ油を使っていて腕や首筋、アゴ付近に散布し汗や臭いを防ぐ。ハッカなのでかなりスーッとするし散布した部分は結構冷えるし刺激されるがそういうものが嫌いでなければ個人的にはかなりおすすめ。トイレの個室を使う際にも散布して臭いを消すのにも役立つ(ただやり過ぎると次の人が使う際に大変になるので気をつけて)。
→普段使いもしている(梅雨~9月あたり)が周りに刺激臭が苦手な人がいたりする場合は部屋の中で使わないなどの配慮は必要(実際自分は職場で刺激臭が体質的に苦手な人がいるので部屋の外で使うなどしている)。
→自分は北見ハッカ通商が生産しているハッカ油を使用(秋葉原atre内三省堂書店に置いてあるが他でも扱いがあるかも)。小瓶なので持ち歩きもしやすくかさばらないという点でもおすすめ。ハッカ油自体はドラッグストアやスーパーでも最近は目にすることがあるので手にする機会は以前より多いかもしれない。
→C102はコロナ前のコミケ近くの人出になり、実際に汗の臭いが館内に漂い鼻につくことがここ数回のコミケに比べて多かった(実際に自分も相当汗をかいた)。今後もこれだけの人出(主催者発表で約13万人)があることを考えると消臭・制汗剤は特に夏コミには必須だろう。

④その他
帽子、ハンドタオル、塩タブレット、モバイルバッテリー
→熱中症対策として必要な帽子(←帽子があるだけでも体力の消耗度がものすごく違う!)や携帯のバッテリーが切れたときの対策でモバイルバッテリーなど。このあたりは外出するときに普段から携帯していることが多いが帽子は屋内イベントのときには意外と忘れがち。冬コミはともかく夏コミは帽子は必須。
→モバイルバッテリーは最近ではレンタルもあるので(コミケでも数か所ビッグサイト内にレンタルできる場所がある)人によってはレンタルでもいいかもしれない。

2、入場関係

→自分は両日とも午前入場のリストバンドを購入し1日目は東、2日目は西南から入場。待機列に到着したのは1日目が11:00頃、2日目は10:00過ぎだった。
→東待機列では12:15頃に移動開始、駐車場の外周を移動して東1~6/7,8ホールの間から東1~6方向に入るかたちでの入場となった。実際に入場できたのは12:40頃で実質2時間近く待つことに。
→西南待機列は10:40頃から移動が始まりTFTビル付近やプロムナードを蛇腹式で移動して正面エントランスへ。11:30頃にエントランスホールに入場。こちらは実質1時間30分程度の待機だった。
→今回東/西南両方から入場した身としては今回のパターンであれば西南から入る方が良いのではないかと考える。東は駐車場で待機することになり雨風や日差しをダイレクトに受けるので待機中にかなり体力を消耗する。西南はビルや木陰もありやりようによっては待機中の体力の消耗をある程度おさえることは可能であろう。
もちろん東にしても西南にしても水分や帽子などしっかり熱中症対策を取る必要があることは言うまでもない。
→入場場所にしてもコロナ期(C99/100あたり)と違って西南だからといって西/南館から入るというわけではなくエントランスホール入場なので東でも東1or4が初手ならば西南から入った方が人の混雑具合を考慮するといいかもしれない。
→到着時刻については2日目の10:00過ぎ待機列到着でも実際は11:30入場だったので午前入場の中で早めに入るのならばもっと早くビッグサイトについている必要がある。あとは抽選なので運頼みだがアーリー入場か。ここは入場料(アーリー5000円/午前1100円/午後500円)との兼ね合いにもなるので個人の価値観によるだろう。

【まとめ】
→入場自体は今回のような形式が今後のスタンダードになっていくと思われる。コロナ前は深夜待機が大きな問題になっていたが、コロナの影響でチケット制になった結果深夜待機がなくなったのは結果としていい形になったので(今回深夜待機が発生したのかは寡聞にして知らないが)今後もこの形になっていくだろう。C103からしばらくはビッグサイトの改修工事が入るとのことなのでC102のように全面展開にはならないとのことだが今後もできうる限りの人を受け入れる方向であろう。
→参加する側としては夏・冬で用意するものは違ってもその時々の状況や自身の体調等に合わせて準備をきちんとして向かうのが結局は最善の手段である。冒頭にも述べた通り「コミケは戦場」という気はないが(←自分自身がこう思ったりするのは構わないにしてもわざわざ他人に押しつけたり脅すのは適当ではない)、ろくな準備もせず行って倒れて自分も楽しめず周りに迷惑もかけて・・・というのは本末転倒である。(今回歩き回っていて準備しているのかな?と思われる人を結構見かけた)今後もコミケを楽しむためにはきちんと準備をしておきたいものである。

おつかれさまでした

表現の自由フォーラム@TFTビル(2023.8.13)

c102の2日目終了後、国際展示場駅ロータリーでAFEEの街頭演説を聞いてからTFTビルへ。
山田太郎議員と赤松健議員をパネリストに迎えての「表現の自由フォーラム」を聞いてきた。
基本的には山田議員が現状取り組んでいることを説明し、赤松議員が補足していく流れ。最後には質問の時間も設けられた。

話に出た内容は↓※【  】内は筆者が感じたことを補足

1,新サイバー犯罪条約
→これによって二次創作が絶滅する可能性もあった【→ひいてはコミケの存続問題にも】
→日本にとっては非常に厳しい内容で現状でも油断はできない
→ある意味中国が日本を狙い撃ちにしたといってもいい内容

2、AI
→AIの利用、AIによって生成された成果物については現状の著作権では未対応
→プライバシーや個人情報保護との関連もあって非常に複雑
※開発についてはH30年に法改正があり明文化
→EUには生成AI規制の動きがある
→著作者の権利は守られるべきである(by山田さん)
→文科省はAIについてのガイドラインを作成
→データやAIとの付き合い方が重要、文科省ガイドラインを作成した人は柔軟な考え方の人が多い(by山田さん)
※官僚の中でどういう考えの人が担当になるかで内容はずいぶん変わる
→著作権関係は政治マターになることが多い
※権利関係で利害が対立することが多々あり、政治が間に入らなければ決着しないことも多いとのこと
→IGF(インターネット・ガバナンス・フォーラム)が2023年に日本で開催される

3、インボイス
→インボイス自体は今でも反対(by山田さん・赤松さん)
→複数税率自体がおかしいのでは?
→インボイス制度の当初からの変更点
①インボイス対応した場合の激変緩和措置を3年に
②請求書の保存免除廃止の見直し(3年間)
③返還インボイスの交付義務の見直し(3万→1万)

4、海外視察
①赤松さん
※いろいろ問題になった議員団(某I議員やM議員など)のフランス訪問と時期がほぼ重なっていたということでまぜか釈明をすることにw
→Japan Expoに参加、その中の芸術カンファレンスと学術カンファレンスに登壇
※漫画家兼国会議員として登壇したのは(当然)日本人初、現地の人からも「センセイ」と呼ばれた
→サイン会実施で長蛇の列、メディア対応も
→アニメ、文化関係の各所を訪問し意見交換
(パリ日本文化会館、ポンピドゥーセンター、オペラ座、フランス国立視聴覚センター、フランス国立映画センター、SPRE、マッセグリア議員)
②山田さん
→7月末~8月上旬でタイを訪問、以下が目的
1) アジアにおける日本のプレゼンス調査
2) アジア製造業のトレンドを探る
3) EVの動向把握
4) 日本人学校の特別支援学級視察
5) タイの漫画・アニメ事情の視察
→日本語を学ぶ動機がほぼ「日本のアニメを原語で見たい」一点。それ以外で日本語を学ぶ動機がない(ビジネスで考えれば圧倒的に中国語を学ぶ)
→アマタシティ工業団地が現状タイ最大の工業地帯
→タイの日本人学校には高校がない
→日本人商工会議所での話
・現状日本からはなかなか人がこない、日本語を学ぶ入口が唯一アニメや漫画
・タイは360度外交、簡単に中国に乗り換える
・漫画やアニメも物理的なもの(雑誌媒体、単行本)は日本が圧倒的に強いがネット関係は中国、韓国が強くなっている
・日本はしっかりタイにおけるプレゼンスを高めていかないとダメ!
【お二人の話を聞いてこういう話を我々はもっと聴かなくてはいけないと思ったしこういう方を応援できるようにしなくてはならないと感じる。実際話を聞いていて面白かった】

※質疑応答もあったがここでは割愛

AFEEの街頭演説も含め、非常に興味深い内容だったし自分が知らないことも多かったことを実感。コミケが末永く続くためにも今日聞いた内容について関心を持って注目することが必要だと感じた。あと、「いいものはいい!」といえることは幸せなことである。(赤松さんのフランス視察の時の話っぷりがこちらも楽しかったんだろうなと感じさせるのに十分だった)

出張ゲームマーケット@イオンレイクタウン(2023.8.12)

コミックマーケット102の初日に少し早く離脱して出張ゲームマーケットへ。

ビッグサイト→国際展示場→(東京BRT)→新橋→(上野東京ライン)→赤羽→(京浜東北線)→南浦和→(武蔵野線)→越谷レイクタウン

乗り換えが多くどうしても1時間半近くかかってしまうが17:00前に到着。

イオンレイクタウン森の広場が会場
広場のスペースに試遊エリアと販売エリアがあった

イオンレイクタウン森の広場に試遊エリアと販売エリアがあり、この日(12日)は18:00までが試遊可の時間。試遊エリアは三角形で中に出展者の人が入り来場者は外から遊んでみたいゲームをやってみるという感じ。ゲームマーケットとは違いすぐ隣で出展サークルやメーカーのゲームを買うことができるので試遊して気に入ったものをすぐに変えるのはゲムマとの違い。3日間開催だったが日によっては入れ替えもあるようだ。

レロレロ酒場byTERIYAKI GAMES

写真にある「レロレロ酒場」も含めて2~3個試遊。やはり実際にやってみる機会があるのは大きい。自分に合うかどうかというのはやはりやってみないとわからないというのがあるのでやってみて買うかどうか決められるのは大切。
ショッピングモール内というのもあり、家族連れを中心に人通りが絶えない感じで常にどどかのブースに人がいるという状況で自分がいる時間帯では盛況という感じだった。(試遊時間終了間際にはコバトンが来ていたが写真を撮り損ねた・・・)

最近はこのような規模がそれほど大きくないボドゲのイベントも行われるようになり(北海道ボドゲ博、アナログゲームフェスタなど)個人的にはもう少しこの手のイベントに参加したいところ。(大体この手のイベントは土曜昼間なのでほとんど参加できない・・・)

コミックマーケット102+α(2023/8/12~13)

※出張ゲームマーケット、表現の自由フォーラム、準備や入場については別記事で掲載(後ほどリンクを貼ります)

8/12~13でコミケ102に行ってきた+コミケ関連/以外にも足をのばしてきた。

今回は前回(C101)よりも入場人数が多くなり(準備会発表によると両日とも入場者数は約13万人)、チケットも「アーリー」「午前」「午後」3種類。アーリーのみ抽選で午前/午後はリストバンドを購入する形式でコロナ5類移行にともない制限もずいぶんとゆるやかになった。今回はメロンで両日とも午前のバンドを購入。料金がアーリー約5000円に対し午前約1200円で30分の差というのはさすがにアーリーにするほどでもないかなというのが正直なところ。

【1日目】
1日目は東から入ってみようと思い東ルートへ。やぐら橋手前からぐるっと回り東展示棟にある駐車場に11:00頃について待機。帽子は持参していたが待っている間はかなり暑く飲み物等は用意していたがなかなかきつかった。待ち時間も結果的には1時間半程度かかり入れたのは午後12時30分過ぎだった。(12時15分頃に移動開始→駐車場の海側端を移動→東1~6/東7,8の間からホールに入場)

9時30分頃に国際展示場的に到着
駐車場の外周を回って移動
今回からトラックヤードでのケータリングも復活
牛タン串
牛ステーキ串

この日のメインターゲットはゲーム(電源不要)のみと少なく回るのは主に東2ホールのみ。それでも東2に到達するまでにかな
り混雑していた(東3とか)。
東2エリアは若干他エリアと比べるとすいていた感じか。例年のようにMTG関係、ボドゲ関係がメインで、ゲームマーケットとは逆にTRPG、マーダーミステリー系は小説島に配置されていてボドゲ島よりも数が多かった(これも例年通り)。前回に続いてのまつりかさんの「ナンデモノート2」(←茂里さんが売り子をしていた)やライフカウンターを自作されている方などのブースもあった。ボドゲ系ではAIHARA WORKSさん(←高輪ゲートウェイ)やゼロハウスさん(←マドリイズム)など。自作のカードゲームを持ち込んで試遊のみのブースもあった。
東待機で体力を使ったのと他に見ておきたいものもこの日はなく、11~13日まで越谷で出張ゲームマーケットをやっているというのもあったので東7/8以外のホールを一通り回った後15時過ぎに離脱。

出張ゲームマーケットは別記事で→出張ゲームマーケット@イオンレイクタウン(2023.8.12) – 天は我に味方せり?! (threekingdomsboardwalk.com)

【2日目】
2日目は1日目の状況と2日目のジャンルなどを考えて早めに出発し9時30分頃に到着して10時前には待機列に。入場も東だと日差しからの逃げ場がないので西南にした。夢の大橋から待機を開始し11時過ぎには移動開始。11時30分前にエントランスホールに到着し入場。
この日の方がターゲットになるジャンルが多く東5の歴史・評論・政治・情報島→東2~3の鉄道島の周遊がメイン。中にいるとなかなか気がつかなかったが時折ゲリラ豪雨が発生していたようだ。
歴史は三国志関係でおさっちさんの新刊。煌鴻館さん(三国志遺跡の旅行記の方)や東大三国志研究会は今回は新刊なしとのことだった。
評論はジブセイルゲームズが出展していて2023春ゲムマ新作「民青vs全共闘」を購入。ここ最近はゲームと同時にデザイナーズノートも出されているのだが作成者の方の穏やかな話ぶりとは逆にいろいろツッコミをいれていて面白い。
クイズは最近はBOOTHやQ宅、電子版のがメインなせいかここ最近はブースが少ない。それでもあにわん!(←1日目にQMA関係でも出ていた)や新刊を作った方のブースがいくつかでていた。
政治は表現の自由関係の新刊を購入。この日のコミケ後に表現の自由フォーラムが山田太郎さん&赤松健さんをパネリストに迎えて行われるとのことなのでこれにも参加することにした。
鉄道島は相変わらず無駄に技術が進歩しており(←誉め言葉)ブースの作り込みが半端ない。じっくり見ているとすぐに時間が溶ける。

祝!サークル結成5周年
オムライス(なつめえりさんver)
レモネード(なつめえりさんver)、コップは持ち帰って普通に使える
終了時の東5

この日は表現の自由フォーラムに参加するため最後まで滞在。西1ホールには大学の漫研が集結していた。鉄道島もそこそこ大学の鉄研があったが漫研は関東近辺だけでなく関西の大学も来ていた。ところで東大は三国志研究会の他鉄研やゲーム研究会や文学研究会も見たのだがみかん研究会はどうしたのだろう?
エリアにもよるが今回は午後入場というのもあってか割と自分も含め最後までいた人が多かった感じか。C102限定グッズも2日目の最後になって半分以上のグッズが完売していた。
2日目の午後に今回から新設された休憩所(会議棟1Fレセプションホール、500円で再入場可能)を利用。冷房もしっかりきいていて飲食可というのはかなり助かる。冬はともかく夏はあると非常に便利なのでこれからも続けてほしい。
コミケ終了後、今回は撤収には参加せずAFEEの街頭演説を聞いたあと表現の自由フォーラム@TFTビルへ。

AFEEの街頭演説。くりしたさんの演説中
2日間とも帰路の初手は東京BRTで新橋へ

表現の自由フォーラムについては別記事で→表現の自由フォーラム@TFTビル(2023.8.13) – 天は我に味方せり?! (threekingdomsboardwalk.com)

【戦利品】

戦利品は↓

左上のみ1日目で他は全て2日目。気がつけばいろいろ買っているといういつもの?パターン。クイズ関係は問題集なのでサークルに持ち込んで読んでみる予定。

【感想】
当然のことながら前回よりも人が増えていた。さすがにコロナ前というまでではないが現状ではこれが最大限なのだろうと思われる。準備会の方やスタッフの方の準備なども相当大変だったかと思われるがC102が2日間とも無事に開催できたのは準備会やスタッフの方のおかげというのが第一だと感じる。中止や大幅な制限を経てほぼ通常通りの開催まで戻ってきたというのは純粋に喜ばしいことである。次回のC103もぜひ参加したいものである。

おつかれさまでした

※準備、入場については別記事で→夏コミケに向けての準備および入場についての一考察 – 天は我に味方せり?! (threekingdomsboardwalk.com)

機会兵団の進軍 カードプレビュー(黒・赤)

〔黒〕

・影の大司祭
5マナ4/4接死持ちとなかなかのスタッツ。能力も強いとは思うのだが5マナ枠は黙示録、シェオルドレッド(DMU)などがいて採用されるか?となると・・・といったところか。

・集団的悪夢
召集を活かして1マナで撃てると強い。

・堕落した確信
今回新しく導入された培養と組み合わせると黒としてはあまりリスクなくドローできる。

・封印の徒党の破滅運び
ETB能力でバトルからカウンターを取り除くことができる。タフも高くリミテッドでも有用か。

・生体融合の解体者
ファイレクシアンロード。ETB能力でファイレクシアンがターン中威迫持ちになるのはリーサルになりうる。

・溜め込む親玉
8マナと重いが召集で少しでも使うマナを減らしたい。任意のカードを追放して召集持ちにできるのは優秀。

・胆液の影
サクリファイス系デッキに入れておくとなかなかの活躍ができそう。

・報復したミラディン
お前はもう死んでいる(NEO)と同じ能力。使いどころはありそうな気がするのだが。

・全軍突撃
召集を活かして1~2マナで撃ちたい。喉首狙い(BRO)など優秀な除去もあるのですぐに使われるかはなかなか微妙なところ。

・無力化
バトルのカウンターを取り除くのが主な使い方か。3マナソーサリーに枠が割けるか?

・終身油唱師
下環境のLO系デッキに入りそう。条件を満たして5/4威迫持ちになると止めるのは厳しい。

・都和市の恐怖
4マナで5マナ以上の墓地にいるクリーチャーを釣りたい。序盤に大型クリーチャーを墓地へ落とす工夫が要る。

〔赤〕

・梁町の殴り棒
装備しているクリーチャーは威迫がつくため殴りやすい。リミテッドで赤を使うなら1枚は入れておくと役に立つことがあるかも。

・血羽根のフェニックス
孤光のフェニックス(GRN)のような能力。赤1マナで墓地から戻せるので様々な場面で使うことが多そう。

・希望の標、チャンドラ
赤単やイゼットで使うのが良さそう。+2のマナを加える能力とコピー能力を上手く組み合わせたい。

・燃える都市
ダメージ3倍というのはどう考えても面白い。8マナと大きいのもあるので召集前提。スクレルヴの巣(ONE)などのようなトークンを出すものと組み合わせるといいか。

・灼熱の突撃
1マナでパワー+1だけでなく先制攻撃もつくのでリミテッドでは優秀なコンバットトリックになる。

・焼炉の徒党の突撃者
6マナ5/5だが速攻つき。リミテッドで赤を使うなら大型速攻持ちとして優先度は高い。

・焼炉の手綱
赤に時々出てくるターン中のコントロールを得るソーサリー。黙示録、シェオルドレッド(DMU)などのクリーチャーを一時的にも強奪したい。

・炎の中へ
オール2点火力か手札の入れ替えかを選べる。3マナではあるがかなり優秀な1枚では。

・石術の連射
白や青なら5点火力だが、そうでなくても1点火力。基本的にはサイドに入れて相手次第でサイドインする感じか。

・ミラディンの悪斬
瞬速を活かして相手ターンに自分のクリーチャーにつけて次のターンで殴りたい。パワー強化なのでトランプル持ちにつけたい。

・猛り狂う猛竜
赤版探索する獣(ELD)といってもいい。クリーチャー。トランプル持ちなので相打ちになってもダメージが通って下の効果も発動できるのは優秀。

・シヴ山の枝焼き
6マナ4/4飛行速攻召集持ち。召集を活かして3~4マナで撃ちたい。

・かき立てる炎
これも召集持ち。(赤)(赤)でも4点火力になると考えれば優秀な火力になる。

・ラバブリンクの英雄、オーシオン
下の能力はロマンの域だろうが発動させればほぼ勝利確定か。ランプ系のデッキに1枚挿しておくと面白いかも。

機会兵団の進軍 カードプレビュー(白・青)

ストーリー的にはなんだかあっさりと決着がついたvsファイレクシア。PW勢もファイレクシア勢もなんだかポンコツさを前面に出しているのは何だかという気もするが。
4/21にリリースの機会兵団のフルスポが出たので見ていきましょう

 

〔白〕

・雪花石の徒党の仲裁者
まず名前が長い。それはともかく、コモンではあるが追放能力持ちなのでリミテッドでは有用か。

・天使の介入
色を選ぶのに無色を選べるのは地味に偉い。

・大天使エルズペス
-2能力で飛行を得るのはどうやら1ターン限りではないようで結構強いのでは。-6奥義を使うならアグロ系デッキに入れるのが良いか。

・加護をもたらす戦乙女
今回初収録されたメカニズムの「賛助」持ち。つける能力が飛行+先制+絆魂はなかなかエグい。緑の大型クリーチャーに賛助できれば。

・割込み
再録されたメカニズム「召集」持ち。(個人的に「召集」と聞いて最初に連想するのは敬慕されたロクソドンだったりする)召集もちなのでフルタップでも召集で撃つことができるのはなかなか優秀か。

・薄暮軍団の決闘者
+1カウンターが乗れは1ドロー。今回は割と+1カウンターが乗るカードが多いので誘発させる機会は多いかも。

・ギラプールの守護者
ブリンク能力持ち。3マナ3/3飛行とスタッツもいい。3マナ域の有力候補。

・新たな連合の騎士
4マナで2/2警戒持ちが2体出ると考えれば悪くない。

・イーオスの遍歴の騎士
最大5マナのクリーチャーを2体ハンドに入れられる。そういう展開はなかなか来ないだろうが最低でもハンドを補充できると考えてもいい。

・僧院の導師
まさかの再録。パイオニアで果敢デッキがtier上位に入ってくるか?

・ファイレクシアの検閲官
ファイレクシア部族デッキを組むのであれば4積み必須か。こちらのみファイレクシア部族デッキならば一方的な展開に持ち込める可能性もある。

・巻物変容
自分のETB能力持ちクリーチャーに撃つのが効果的な使い方。

・存在の封印
今までの白の3マナアンコモン除去よりも色拘束はきつくなったがその分護法がついて除去しづらくなっている。白単や白メインのデッキなら複数入れてみたい。

・太陽降下
5マナの全体追放。相手の横並び系デッキに対して撃つのが一般的な使い方だが自軍が横並びしているときに撃って培養10あたりを狙ってもいいかもしれない。

・救済の波濤
1マナインスタントにしてはなかなかの効果か。追放系や布告系の除去でなければ大体防げそう。白系のデッキならとりあえず入れておくといいかも。

・剣誓いの騎兵
2マナでパワー3が優秀。騎士デッキには複数枚入れて先制攻撃を活かしたい。

〔青〕

・芸術的な拒絶
召集のおかげで土地が全部タップしていても撃つことは可能。もっともそういう状況であれば殴った方が早いか?

・本質の同化
追加マナを相手が支払っても培養ができるのは2マナカウンターとしては優秀か。

・方程式の改変
メインに入れてもサイドから入れても便利。4枚入れるならメイン2サイド2が無難か。

・金属の徒党の種子鮫
やはりマジックの世界のサメは飛ぶようだ。
それはともかくサメ台風(IKO)を思い起こさせるような能力。タフ4というのも火力ではなかなか除去しずらいのが優秀。

・エファラの分散
攻撃クリーチャー相手なら1マナでバウンス。警戒やトランプル持ちをタイミング良くバウンスしたい。

・フェアリーの黒幕
世界チャンプが降臨。フェアリーマスターの名の通りクリーチャータイプにフェアリーが入っている。スタンダードよりは下の環境で活躍する感じ。

・精神の交差
召集持ちというのを活かしてできれば1マナで唱えたい。

・決定的瞬間
表現の反復(STX)と似た能力。弱くはないので入るデッキはあると思われる。

・お告げの行商人
限定されているとはいえタップで2マナ出せるのは強い。下環境の方が出番があるかも。

・二重視
下の能力が強いか。黙示録、シェオルドレッド(DMU)のような強力なクリーチャーをコピーしたい。

・いかづち頭の戦隊
召集を活かして3マナあたりで唱えたい。リミテッドで早めに出せるとゲームを有利に運べそう。

・高潮の恐怖
2体タップでアンブロ持ちに。リミテッドでは後半出せるクリーチャーとして必須か。

・卓絶した声明
召集持ちをどこまで活かせるか?色拘束が相当厳しいので入るデッキは限られそう。

・忌まわしき眠り
素で撃つと4マナで撃つには厳しい。これも召集をどれだけ活かせるかがカギ。

・微風の歌い手
召集したクリーチャーに飛行を付与。なかなか面白い使い方ができそうな気がする。

ファイレクシア:完全なる統一 カードプレビュー(アーティファクト・土地)

〔アーティファクト〕

・聖堂の頭蓋爆弾
各色にある「頭蓋爆弾」サイクルの白。飛行を与える能力はリミテッドでは決め手になり得る。

・ドロスの頭蓋爆弾
「頭蓋爆弾」サイクルの黒。リミテッドでは破壊された大型クリーチャーを手札に戻せると強いか。

・金線の酒杯
増殖を絡めて3番目の能力を発動させたい。これ以外の所にある油カウンターを使えるのは優秀。

・迷宮の頭蓋爆弾
「頭蓋爆弾」サイクルの緑。プラス修整の他にトランプル付与はリミテッドでは決め手になり得る。

・魂なき看守
墓地対策にはなる。使うとしたらサイドから入れるという感じになりそう。

・鉱炉と前線の剣
追加で土地がプレイできる能力をいかしてランプ系デッキに入れたい。

〔土地〕

・金属海の沿岸
・闇滑りの岸
・黒割れの崖
・銅線の地溝
・剃刀境の茂み
「友好色ファストランド」5種が待望の再録。スタンダードにとってもありがたいがパイオニアはこれでファストランドが10種全て使えるようになる。友好色ファストランドは長らく再録されていなかったので値段も高かったがこれで手に入れやすくなるのもうれしい。

・ミレックス
3マナとタップでダニを生成。トークン系デッキなら必須の土地。

・マイコシンスの庭
3番目の能力はモダン以下で何かできそうな気もする。色マナも出すことはできるのでデッキに入れる可能性はあり。

ファイレクシア:完全なる統一 カードプレビュー(緑・多色)

〔緑〕

・硬化した屑鉄喰らい
序盤はマナクリ。中盤はアタッカーといきたいが3/3だと…という感じ。素直に2マナのマナクリとして使う方が良さそう。

・ふくれた汚染者
3マナ4/4トランプル毒性1持ちってどこの突然変異?3マナの枠が空いていればおすすめか。

・腐れ花
除去されそうになったら生け贄に捧げて効果を発動させればいい。鏡割りの寓話(NEO)を戦場に出る前に破壊したい。

・世界の導管
起動型能力の効果を活かせるかがカギ。墓地から唱えて追放されないのは強み。

・伝染病のヴォラック
土地がなくてもこれで土地を持ってこられる可能性があるのはなかなか優秀。増殖の方が良さそうならば無理して手札に加えなくてもいいところも○。

・進化したスパイノダーム
油カウンターがなくなるまで使い倒すのが常道。チャンスがあれば増殖して延命させよう。

・進化する適応体
生皮収集家(GRN)と同じような能力を持っている。サイズはパワーかタフネスどちらかが大きければいいので条件は割とゆるい。

・緑の太陽の黄昏
中~終盤にかけてx=5以上で唱えるのが理想。6マナ以上や3色以上のクリーチャーを出したい。

・伝染する一噛み
これでシェオルドレッドなどを一方的に除去できれば強い。モダンで毒殺デッキが復権するか?という話も聞くのでモダンでも活躍の場があるかも。

・向上した精霊信者、ニッサ
ファイマナを使わなければ出してすぐに奥義が使える。終盤に詰めとして使うのが良さそう。

・有毒の突撃
リミテッドではかなり強力な全体強化になるか。

・捕食の聖騎士
毒性6は強烈。トランプルがないだけましか。こちらが攻撃するときはトランプルをつけたい。

・疫病の看護者
横並び系やトークン系デッキに入れて毒殺という一撃必殺を狙うことができる。毒性を与えておいて看護者とはなんだという気もするが。

・空鎌の飲み込むもの
6マナと重いが6/5到達持ちなのでリミテッドでは飛行持ちを止められる。

・沈黙を破る者、スラーン
5マナ5/5のスタッツにトランプル他能力がいろいろ。特に打ち消されないのと緑ではない呪文や能力の対象にならないのが強み。

・ティラナックス・レックス
こちらも打ち消されない。1枚入れておいてフィニッシャーとして使うのがいいか。

・タイヴァーの抵抗
最近の緑は1マナで破壊不能や呪禁がつくものが収録されている。これはさらにXの分P/Tがプラス修整されるので攻めるときに使うのがいいか。

・敬慕される腐敗僧
これを4積みしてゴルガリ毒性持ちデッキができるか?それでもシェオルドレッドは3~4枚入るだろうけど。

・飢餓のドミヌス、ゾパンドレル
不自然な成長(MID)と同じ効果。デッキに入れる場合どちらを使うかは悩みどころか。

〔多色〕

・偉大なる統一者、アトラクサ
イラストがどこかのライブっぽい。
4色要求するが能力、効果ともにかなり強い。よほどめくりが悪くなければ3~4枚は手札に加えることができるだろう。能力も飛行、警戒、接死、絆魂とてんこ盛り。エスパーに緑をタッチしてでも入れる価値はありそう。

・グリッサ・サンスレイヤー
カードが公開されると結構強いのでは?と話題になった1枚。戦闘ダメージを与えた際の効果を選べるのが優秀。

・踊る影、魁渡
-2で出るトークンが面倒。戦場に出た直後のタイミングをしっかり守ってトークンを複数出せるようにしたい。

・無形の処刑者、ケイヤ
忠誠度+2で2点ドレインなのは倒すにはやっかい。-3能力は強いクリーチャーを追放しよう。

・免れ得ぬ破滅、ルーカ
-1でトークンを出すのが実は1番強いかも?

・純潔の監視者、マルカトール
白は今回割とトークンを出しやすい色なので追加トークン生成も容易か。3マナ1/1なのでいかに生き残るかがカギ。

・生ける治療、メリーラ
使われるかは毒殺デッキがどれだけ流行るか?といったところだろう。2マナ3/3とマナレシオはいいので入るデッキがあればいいのだが。

・慈悲無き者、ナヒリ
0能力自体はなかなか優秀そうに見えるが何を釣れるかがカギになりそう。それこそアトラクサを出せれば強いが5色デッキになる。スロウ、ダメラン、有効色ファストと多色化は割と容易ではあるが。

・謎のゴライアス、オヴィカ
ランプ系デッキで早いターンに出したい。自身が6/6飛行というのも攻撃する際には強力。

・歓喜する喧嘩屋、タイヴァー
ストーリーでは今までにない活躍で株を上げまくっているタイヴァー。カード的にはなかなか戦場で生き残るのは難しいかも。一番上の能力をどれだけ使えるかがカギか。

ファイレクシア:完全なる統一 カードプレビュー(黒・赤)

〔黒〕

・滅殺の眼差し
トークンを生け贄にすれば実質犠牲はない。トークンを生みだせるカードがあるならば採用してもいい。

・苦痛ある選定
堕落効果があれば強い。そこまで持っていけるかがポイント。

・ドロスの魔神
終盤の詰めに出すのが良さそう。増殖で延命する手もあるが?

・黒の太陽の黄昏
やはりここはシェオルドレッドを(おい)

・残虐の陰皇
リミテッドで大型かつ接死持ちクリーチャーとして活躍できる。土地が揃ってすぐ出すのではなく相手の手札の枚数を見て出すのが良さそう。

・修羅のドミヌス、ドリヴノッド
死亡による誘発型能力をもう1回誘発する。入るデッキは限られそう。8/3という極端なスタッツでもあるがパワー8を見てデッキに入れるのもありか。

・契約の族長、ゲス
これ以外の戦場のクリーチャー全体-1/-1修整はトークン系デッキには刺さる。

・伝染性尋問
情報を与えて苦痛を得るのはあまりにも釣り合わない取引だな・・・
それはともかくついでのように毒カウンターを与えるのはなかなか厳しい。枠が空くならいれていいかも。

・ネズミの王、カルモニクス
パイオニアやモダンでネズミデッキができるか?

・屍気の拝領
自分のクリーチャーにつけて再利用するのもいいが相手のクリーチャーにつけてからの除去でこちらに引っ張ってくることもできるのでは?(そこまでするクリーチャーがいるかはまた別だが)

・ファイレクシアの抹消者
新たなるファイレクシアやマスターズ25thなどからの再録。パイオニアで黒単信心デッキを組んでみたい。

・貪欲な屍巨人
堕落効果がなくても生け贄にできるものがあれば問題ない。4マナ6/6はマナレシオはいいが他の能力はないのでリミテッド向きか。

・シェオルドレッドの勅令
2マナのインスタントでここまでの効果はなかなかないのでは?狙っての除去ができないのが難点ではあるが使い道はありそう。

・再誕槽
増殖と組み合わせてキーカードが除去されても戦場に戻せるようにしたい。

・処刑者の族長、ヴラーン
サクリファイス系のデッキなら出番あり。トークンのチャンプブロックでも効果が発動するのは優秀。

・裏切りの棘、ヴラスカ
0能力は実質忠誠度+1。強力なクリーチャーがいるときは-2能力で止めておいて奥義を目指すのが良さそう。

・ヴラスカの堕落
イラストはジェイス視線からのものだろうか?フレーバーテキストもなかなか哀しいものを感じさせる。

〔赤〕

・完全なる統一
増殖をするとダメージが入ることになるので毒性持ちクリーチャーと相性がいいか。

・猛火の最高潮
2マナで+3/+1修整に追加の効果はリミテッドでは強いか。

・気まぐれな厄介者
唱えるなら(赤)(赤)(赤)で唱えたい。青赤のコントロール系デッキに入れるのがいいか。

・竜翼の滑空者
唱えたときは5マナ4/4飛行速攻持ちで出てくるので悪くはない。装備コストは同じだけ(5マナ)かかるが飛行をつけられるのでつける相手によっては勝利に直結する。

・肉体からの解放
1マナ+2/+2修整はコンバットトリックの中でも強い方では?油カウンター2個を上手く活かせればいいが。

・焼炉の懲罰者
3マナ3/3威迫はなかなかのスタッツ。現在のスタンダードは多色土地を採用する割合が高いのでデッキに入れる意味はあるかも。

・上機嫌の解体
パワーストーンを破壊してゴブリン3体生成というのがいいのか?

・呪い金の矛槍
リミテッドで大型クリーチャーにつければそれでゲームを決める力がある。

・レジスタンスの火、コス
山を参照するPW。赤単で組むのが良さそうだが今のスタンダードで赤単デッキは組めるのか?パイオニアの赤単なら可能性はある?

・赤の太陽の黄昏
黄昏サイクルの中では使い方が限定されそうでデッキに入るのは難しいか。

・擾乱のドミヌス、ソルフィム
ショックや稲妻のダメージが倍になるというのは明らかに強いのだが出てくるのが最速4T目というのが微妙ではある。出番はありそうな気がするが。

・ウラブラスクの溶鉱炉
放っておくと割ととんでもないことになる。タッチ程度でも赤が入るなら1枚入れておいてもいいかもしれない。

ファイレクシア:完全なる統一 カードプレビュー(白・青)

ストーリーの希望のなさっぷりときたらないね

ということで気になるカードをいつものようにみていきましょう

〔白〕

・万難を排して
リアニって黒の役目だったよね?いつの間に白でリアニできるようになったの?

・別館の歩哨
アーティファクトでもあるので喉首狙いが効かないのは優秀。

・聖堂の導き手
5マナ3/3飛行にメリット1つは少し前は神話レアだったのだが・・・

・刃ある天使
増殖を利用すれば延々破壊不能をつけて殴ることもできる。

・完成化の祈り
リミテッドで出番がありそうなコンバットトリック。イラストとフレーバーテキストは見たくなかった・・・

・這い回る合唱者
こんなのが近づいてきたら逆に動けなくなるかも。それはともかく1マナ1/1だが毒性を持っているため相手にすると意外と面倒。

・機械の母、エリシュ・ノーン
タフが7あるため火力ではまず破壊できない。ETB能力持ちと相性が良く、シングルシンボルなので多色化も容易と非常に使いやすい。

・永遠の放浪者
6マナとコストはかかるがどの能力も使いやすい。4マナの放浪皇(NEO)とダブルで使うのもあり。

・呪い金の浮遊翼
最初に出すのが4マナだが装備コストが3マナで若干軽くなるのとこれ以外の装備品がついているクリーチャーも+1/0修整がつくので使うならこれ以外の装備品も入れておきたい。

・耐え忍ぶカー、ケンバ
装備コストを踏み倒すことができる効果持ち。装備コストが重いものを複数入れておきたい。スタンダードよりは下環境の方が活躍の場があるかも。

・レオニンの光もたらす者
トランプルや飛行持ちの装備品をつけて殴るという使い方が一番強いか。

・栄光のドミヌス、モンドラク
今回のシロはダニ(!?)トークンを生むクリーチャーが多いため相性はいい。生み出されるトークンを活かせるデッキにしたい。

・ノーンの水源
相手からとんでくる除去をドローに変換できる。モンドラクと一緒に使うのが強そう。

・骨化
2マナで追放できるのは純粋に強い。つけるのが基本土地なため入るデッキは選びそう。

・ファイレクシアの立証者
これにより軽減されたダメージを他に移し替える効果を持つ。この効果でいろいろ悪いことができそうな気もするのだが。色拘束が強烈だが現在のスタンダードは多色土地も多く2色程度なら使えそう。

・磁器の盲信者
いるだけでクリーチャー1体が一時的にプラス修整が入る。毒性持ちだと修整値が多くなるので毒性持ちクリーチャーを多く入れておきたい。

・腱の舞踏者
タッパー。リミテッドで活躍させよう。

・離反ダニ、スクレルヴ
離反ダニって何?それはともかく、下の効果は単色相手には結構刺さるのでは。今のスタンダードでは黒が強いので黒を指定することが多くなりそう。

・スクレルヴの巣
いわゆる横並びデッキと相性がいい。早めに相手に毒カウンターを3個以上与えて堕落効果を発動させたい。

・久遠への消失
クリーチャー相手だと6マナ必要なのは除去としては使いづらい?スタンダードなら寓話や銀行破りを追放するのが主な使い道か。コモンなのでパウパーの対親和で活躍できるか?

・白の太陽の黄昏
「太陽の黄昏」サイクルの白。X=5以上ならこちらにダニが残った状態で全体除去になる。白入りコントロール系デッキに複数入りそう。

〔青〕

・有機体の向上
リミテッドでは必須。タフ+3修整が活きる場面があるはず。

・共同魂の刃
トークンにつけて大型や回避能力持ちクリーチャーのコピーになれれば強い。トークンデッキにする必要もなさそう?

・青の太陽の黄昏
真っ先にシェオルドレッドを取りたくなる。感電の反復(MID)のような呪文をコピーできる呪文と組み合わせて使うと強そう。

・終焉よ来たれ
毒性持ちカードがそこそこ入るのであれば打ち消しはこれが良さそう。

・歪められた好奇心
条件つきとはいえ1マナ2ドローは優秀。

・逃亡した実験体
パウパーの親和デッキに入るかも。

・実験的占い
残り2枚を下に置くというのをどう見るか。いろいろ活用できる気もするのだが。

・胆液の合成者
僧院の速槍(BROなど)と組み合わせてイゼットで軽量呪文を連打するようなデッキができそう。

・胆液月の篭手
PWメインのデッキに入るか。パイオニアでも活躍の場がありそう。

・完成化した精神、ジェイス
4積みして場に出したときにX=5ですぐに使い捨てれば理屈の上ではライブラリーアウトはできる。サブの勝ち筋として入れておくのはありか。ジェイスだし雑に使ってもいいでしょう(暴言)

・気まぐれな呪文踊り
アンブロ持ちというだけでもデッキに入るかも。油カウンターの効果は発動できればラッキーという感じか。

・軽微なつまづき
公開されたときにレガシーやヴィンテージでデッキに入るのか?と少し話題になった1枚。さすがに意志の力(DMRなど)など現在デッキに入っている打ち消しのカードには及ばないか。

・血清の罠
条件つきで増殖ができるので今回導入されている油カウンターを使うデッキなら入れておくといいかも。

・尋問のドミヌス、テクータル
4マナで飛行持ちのタフ5は意外と耐久度は高いのでは?ただ入るデッキは限られそうな感じも。

・移植の理論家
手札の入れ替えができるのと墓地から釣り上げられたくないクリーチャーをライブラリーに戻せるのはなかなか優秀。

・大変成家、アンクタス
兄弟戦争のときに出てきた試作持ちのカードと相性がいいか。無理して青単にする必要もなさそう。